真性仮性包茎手術は本当に痛いのか
包茎には色々なタイプがありますが、仮性包茎手術を必要とするのが真性包茎です。これは、通常時だけでなく勃起した時でも亀頭が包皮に覆われているタイプになります。
包皮の中は常に湿気があり、新陳代謝による老廃物が溜まっていくため雑菌が繁殖しやすくなっています。表面を清潔に保っていても、中を洗うことができないので感染症や炎症のリスクが高くなります。
真性包茎の場合は、自力で剥こうとはせずに必ず専門の病院で仮性包茎手術を受けることをお勧めします。長く真性包茎の状態になっていると、亀頭と皮が癒着している場合もあるためです。
このような仮性包茎手術をする場合は、多くの場合が皮を切開する方法をとります。余分な皮を切除して亀頭を出した状態をキープします。術中は麻酔を使用するので、ほとんど痛みを感じる事はありません。
表面に塗布するタイプや、注射するものなど症状によって使い分けがされます。手術後も鎮痛剤や抗生物質を処方されるので、自宅に戻ってからも痛みに対処できます。
仮性包茎手術後の注意が必要な痛み
仮性包茎手術は痛みを感じないよう工夫されています。しかし、手術を受けた後に痛みを感じる場合があります。術後の腫れや痛みは、だいたいの場合が安全なものなので痛み止めを服用することで対処できます。
ですが、手術から数日たっても腫れが治まらなかったり、膿が出たりするようになってきたらすぐに病院を受診したほうがよいです。
特に膿を伴う炎症の場合は、雑菌が入り込んでいる可能性があります。このような時は、消毒をしたり服用する薬の種類を変える必要があるため自力で解決するのは困難です。
それから、手術後は患部を保護するために包帯を巻かれます。この巻き方がきつい場合は、ペニスが圧迫されているため病院で巻きなおしてもらう必要があります。術後から3日ほどは、勃起して包帯がきつくなっても緩めないように注意します。緩めてしまうとペニスに血が溜まってさらに腫れる場合があるからです。
今まで皮で守られていた亀頭がむき出しの状態になっているため、普通にしていても痛みを伴うことがあります。とてもデリケートな状態になっているので、手術から1週間は絶対に安静にしておく必要があります。
まとめ
仮性包茎手術は、ペニスを健康に保つためにも必要なことです。それに術後のケアも丁寧に行うことも重要です。手術後の対応を適当にしてしまうと、痛みが長引いたり傷跡が綺麗に塞がらなかったりと後遺症に悩まされる可能性があるからです。
手術を受けた後は、飲酒や運動を控える必要があり生活のパターンを変えて安静にしておくと回復も早くなります。
また、手術を受けてからのアフターケアは、ほとんどの病院が行っています。少しでも不安に感じたら気軽に病院へ相談するほうが良いです。