仮性包茎手術で痛みが出た時の対処法

ペニスを雑菌やウイルスから守るために行う仮性包茎手術ですが、手術を行った後はしっかりとケアすることが大切です。しかし、どれだけ気を付けていても痛みや腫れが出てくることがあります。

体の器官を切開した状態なので、ある程度の痛みが出ることは自然な状態です。そのため、病院から処方される抗生物質や鎮痛剤を服用して様子を見ることをお勧めします。

それから、仮性包茎手術後はペニスに包帯を巻かれますが、絶対に取らないように注意が必要です。これは手術による出血を防ぐ役割をしています。この包帯を取ってしまうと、出血した血液がペニス内に溜まり腫れ上がってしまいます

場合によっては、さらなる手術が必要となるため痛みが出たとしても緩めないほうが良いです。もしも、締め付けがきつくて我慢できない場合は病院で処置してもらったほうが安全です。

また、抗生物質で雑菌の増殖は抑えられますが、場合によっては膿を伴う炎症が起きるケースがあります。数日たっても痛みが治まらなかったり、膿が出たりするときにはすぐに病院に行ったほうが良いです。

仮性包茎手術を受けた後のケアについて

仮性包茎手術は皮を切開するため痛みを伴います。手術中は麻酔を使用しますし、術後から数時間は病院内で過ごせるので痛みを恐れる必要はありません。

しかし、手術後は基本的に自分でペニスを管理するので、日常のケアが大切になってきます。まず、手術当日から3日間は絶対にペニスを濡らさないようにします。体は清潔にしたほうが良いので、濡れたタオルなどで体を拭き取ります。

仮性包茎手術を受けた後は、ペニスがとてもデリケートになっています。もしも、術後から数日しかたっていない時に勃起してもマスターベーションはしないほうが良いです。なるべく局部を冷やして鎮静させるように心がけます。

また、激しい運動やアルコールなどの摂取も控えます。これらの行動は血の巡りをよくするので、ペニスへの血流が増大されてしまいます。すると、せっかく清潔に保っていても、腫れを引き起こして炎症を促進させる可能性があります。

術後から3週間ほどで日常生活に戻る場合がほとんどです。少し長く感じるかもしれませんが、気を付けて過ごせば痛みや炎症も酷くならずに済みます。

まとめ

仮性包茎手術を受けた後は、ペニスを清潔に扱うことが最も重要です。もしも、これを怠ってしまうと痛みが残ったり、炎症が長引いたりと後遺症に悩まされることになります。
自分でケアしているにもかかわらず、痛みが酷くなったり膿や水泡が出てきたときには病院の受診をお勧めします。このような時は、雑菌が繁殖している可能性があるためです。
手術後は運動や飲酒などができなくなるため、少し不自由さを感じる事もあるかもしれません。ただし、この数週間を乗り越えれば日常生活に戻れます。